タスクシュートは人生のカーナビになる!?

佐々木正悟さんのセミナー「マインドハックス研究会」(http://www.mindhacks.jp/2009/04/post-561)に行ってきました。

ネタは大きく分けて2つ。
「タスクシュート」(http://cyblog.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=195)と「「難しい人」(というか、人格障害の範疇の人)とのつきあい方」。

メインのネタは「むずい人との付き合い方」のほうだったようなのですが、実際に自分にとって衝撃?」というネタは「タスクシュート」を「カーナビの到着時間予測機能」にたとえたところでした(^^;)。

僕は車を持っていないので、取材や営業で車の方が便利なときは、その都度レンタカーを借りるのですが、いまどきのレンタカーはほぼ例外なくカーナビがついておりまして、行き先を指定すると、親切なことに「到着予想時刻」を出してくれます。

自分自身はかなり?「地図が読めるオトコ(ガキの時は地図マニアだった)」で、方向感もかなりいいほうだと思ってますので、カーナビって最初あまり必要性を感じていなかったんですが、いくら地図が読めても、さすがに到着時刻までは読めません(笑)。

これが便利なのは、「(相手先に)遅刻する可能性はほぼないので、ここらへんでサービスエリアに寄っていこう」とか「このままだとレンタカー店に返却を遅刻する可能性大なので、お店に電話を入れておこう」という判断がきわめて一目瞭然に出来ることでした。

どちらをとっても、正確に感覚でいけるものではありません。とくに「遅刻」なんてのはパニックになりがちなネタなので、それを「30分くらい遅れる」と冷静に示してくれる(笑)カーナビというのは、まるで神様のように感じたモノです。

さて、この「タスクシュート」を使うと、「こんなにタスクを1日に突っ込むと、絶対に終電に間に合わなくなる」とか、まあそこまでいかなくても「この仕事は明日に回さないと、ヨドカメアキバ8Fの有隣堂(←本屋さん)の閉店時間*1にまにあわない(と、読みたかった本が買えない)」という悲劇?をパニックにならずに回避することができるというわけです。

しかも、さっきのたとえですが、タスクがこのくらい(何時間分)あることがわかることで、ヘンな寄り道をすることも(たぶん)なくなりますし「有隣堂閉店時間」のような、スケジュール上での「壁」が明確化されることで、その壁におさまりきれるようにタスク配分することが、少なくともアタマの中でやるよりは非常に容易に出来ることがはっきりわかりました(佐々木さんの実演(操作を録画したモノ)だと、1日の仕事調整を2分くらいのようです)。

まあ、仕事だと、どうしても「気が乗らないけど、今月中にはやらなきゃなあ」という大ネタは往々にしてありますし、それを目の前にするとツイ逆に他のことに走ってしまい、よけいそのネタにかける時間が足りなくなってしまったりします。

「タスクシュート」でタスクの時間を見える化することによって
  ・衝動(寄り道)に制限がかかる
   ←シミュレートで辺縁系をなだめ前頭葉を働かせる
  ・寄り道したら時間がよけいかかることが歴然と分かるので
   やるべきことをやれる
といった効能が期待できそうです。

「タスクシュート」を入れておけば、仕事を進める前につい「はてぶチェック」をしたり「google reader見物会」をしたりは、しない……ですよね〜タブン(^^;)。

実は会社のパソコンにタスクシュートをダウンロードしてあるのですが、いまいち使い方がわからなくて四苦八苦中です。

これにかかる時間も結構心配だったりする今日この頃でした(笑)。

*1:アキバは夜10時で閉店。仕事場から5分ほどの近さなので、ぎりぎりまで仕事してしまうのが難点