全国唯一、飛び地の村の特産「じゃばら」が花粉症に効く
日本人の75%が気にしている(←あてずっぽ(笑))「花粉症」対策のお話。
関東地方から西では2月後半に入ってから相当暖かくなっているので、花粉も大量に飛んでいるようです。
とくに昨年(2010年)は、猛暑でよく晴れたこともあり、スギが育ちまくって、北海道を除く全国で、昨年の2倍以上の飛散量が予想されています。
とくに、東北から中国四国地方にかけては、なんと昨年の5倍以上!!
(ウェザーニュース予想より;http://weathernews.com/jp/c/press/2010/101005.html)
僕も、幸い集中力を妨げるほどではありませんが、昨年レベルでも、ピーク時には結構目がかゆくなったことがありまして、昨日、27日の日曜日には近所の薬屋さんで鼻炎薬と目薬を買い込んできました。
でも、意外なくだものが花粉症に効くらしいので、やっぱり薬買わなくてもよかったかな(笑)という話。
紀伊山地の、大阪からだと車でゆうに3時間はかかる山奥に「北山村」という村があります。
(グーグルマップ;http://maps.google.co.jp/maps?q=%E5%8C%97%E5%B1%B1%E6%9D%91&um=1&ie=UTF-8&hq=&hnear=%E5%92%8C%E6%AD%8C%E5%B1%B1%E7%9C%8C%E6%9D%B1%E7%89%9F%E5%A9%81%E9%83%A1%E5%8C%97%E5%B1%B1%E6%9D%91&gl=jp&ei=EWNqTeCwMYPIuAOE6p3kAg&sa=X&oi=geocode_result&ct=title&resnum=1&ved=0CCYQ8gEwAA)
ここは、周りを奈良県と三重県に囲まれた、日本唯一の「飛び地の村」でもあります。
そして、この村の特産は、世界でもここだけに生えているという柑橘「じゃばら」*1です。
大阪にいた頃、このじゃばらのジュースを試しに飲んだことがあるのだが……
100%のはかなり苦い(^^;)
……というか、僕は、柑橘の苦いのは超苦手で、レモン、夏みかん、かぼすの類いは勧められても食べないんです実は(笑)。
ということで、そのときは「面白いくだものがあるんだなあ」くらいで正直のところ忘れてました。
ところが、僕が東京に行ったあとの2008年、岐阜大医学部の研究で、じゃばらがどうも「花粉症」に効くらしいということがわかりました。
詳しくは同村のウェブサイトをみてほしいのですが
(http://www.vill.kitayama.wakayama.jp/release/index.html )
薬でもないのに、効くこと効くこと(^^)。
しかもこの研究をよく見ると、「じゃばら果汁を毎日5mlを朝夕2回、10ml/日 2週間以上連続して飲用」と、意外とハードルが低かったりする(^^;)。
とはいえ、やっぱり苦いのは嫌だな〜と逡巡してたところ、じゃばらの果皮を使ったサプリも今年から出てるらしい(JA和歌山県農「じゃばらサプリ」http://www.wk-kennoh.or.jp/jyabara/)。
花粉症がもっとひどくなったら、じゃばらも頼りにするかもしれない。
そのときまで売り切れずに待っててね(^^;)。
*1:ちなみに「蛇腹」ではなくて「邪」を「払う」から「じゃばら」なんだそうな