「計画停電」について気になったリンク(GoogleMapに停電地図がついてたりする)

幸い、3月16日の「東北」については中止となったとは言え、東京電力につづき、東北電力管内でも「計画停電」が行われるようになりました。

東京電力の最初の指定(13日夜発表分)の時からとても不思議に思ったのですが、指定の町名を地図で見るとけっこう飛び飛びに「エリア指定」されてましたんで、どうやって電気を止める電線を指定してるのか、さっぱりわかりません。

また、13日15時版で「23区は(あるいは特定の区以外は)停電なし」になったのかと思いきゃ、そういうわけでもないし、「グーグル計画停電情報」(http://www.google.co.jp/intl/ja/crisisresponse/japanquake2011_power.html)の地図を見ても、キレイに塗り分けられてるわけではなさそうです(例;荒川区大田区)。

まあ、理由がさっぱりわからないのですが、とはいえ、いままでそれこそ非常時以外に「停電で困った」記憶がないし(ちゃんと予告付きの工事くらいかなあ)、非常時になってからでも、ここまで細かく町名レベルで「計画停電」できるんだということでびっくりしてました。

というか、けっこうギリギリで撤回してたりするので、少なくとも東電の人が町名が書かれたスイッチの前に張り付いているわけでもなさそうです(笑;というかどんだけアナログな絵やねん)。

ところが、きょう、以前このブログでも取り上げたLammyさん(なんとリスクマネジメントのコンサルだったとかで!)が書いた文章を読んで、とりあえず「スゴイ」ことだけはわかったのでリンク置いておきますね。

計画停電が出来るのは最高級の配電技術があるということ
http://blog.yo-jou.com/2011/03/post-72d2.html

とりあえず僕がわかったことは

  • 分単位で電力需要を予測して配電を変えてるらしい
  • 今回のようにほかの電力会社から電気を拝借することもできるらしい(当然予測込み)
  • 電車が動くことが発表されたりして「世間の活動が増加する『かも』」も予測している

ということでした。

ちょっとだけググってみると、東京では今のところ予測を大外ししたからという停電は、1987年以来ないらしいです。まあそれで、それ以来コンピュータで予測計算してるわけですね。

電気って、ためておけるわけでもないし、「電気通すよ〜」といったら殺到する(しかもどの程度か非常に予測しずらい)性質のモノなので、自分にはまったく想像も付かないレベルの技術があることだけはわかりました。

うーむ不思議だ……。

まあ、停電も、ふつうの生活の工夫で済むレベルであれば「そげなもんかいな」ということで済ませたほうがいいのかもしれませんね。
ちきりんさんのブログ「首都大混乱by「計画停電」で書かれているように。
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20110315