改めて食の安全について勉強中

とりあえず今読んでるのはこれ。

食のリスク学―氾濫する「安全・安心」をよみとく視点

食のリスク学―氾濫する「安全・安心」をよみとく視点

「ゼロリスクはありえない」という話を、どう説明するか悩んでたので購入。

いまのところ、一番ヒントになったのはこの話。

(所沢での著者中西さんの講演終了後)終わったあとに女の方が来られて、リスク/ベネフィットとはどういうものかと思って話を聞きに来たのだが、なんということはない、家庭のやりくりと同じですね、と言われました。実は、リスクがゼロでなければいけないとは、通常の生活では、みなさんは考えていないのです。(p61)

というところに糸口があるような気がしてる。

たしかに「隕石が落ちてくるかもしれないから」という理由で子供を外で遊ばせない親はいない(はず(^^;))。結局

さまざまなことを考えていて、バランスをとるということをいつもやっている。だから、バランスをとるのは決して難しくない。(p61)

はずなんですよね。なんで「食」の話になるととたんに神経質になる人がいるのかしら。

もうちょっと読みこなしてから、再度紹介すると思う。