一人暮らしと通販

２００４年７月に書いたもの。
今はAmazonはローソンで受け取れるようになったので、下記の問題は解決してますが、基本的に本を買うのはリアル書店というのはあまり変わらず……。ついでにいうと、一人暮らしも変わらず。

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私、いま流行りの言葉で申しますと、典型的な「負け犬」でございまして、大阪で一人暮らしをしております。家には「寝に帰ってくる」ような状態で、少なくとも平日は、宅配便の時間指定ができるような時間帯には、まず家にいないというのが現状です。

というわけで、私自身は通販では全くといっていいほど物を購入していません。なぜかといいますと、一番最初に書いた「一人暮らし」のおかげで、せっかく物を買ってもだれも受け取れない(^^;)からです。

厳密には「通販」ではありませんが、たとえばAmazonのようなウェブショッピングも私にとってはそういう理由でものすごく敷居が高いのです。大体私は１月に１万円近く本を買い込む程度の読書中毒なんで、マニアックな本であろうとも、タイトルさえはっきりしてれば（そういう本は「指名買い」するのでタイトルが分かるのは当然ですね）かなりの確率で手に入れることができるというシステムはたいへんにすばらしいんです。ところが……せっかくの本を受け取る方法がない(+_+)。

結局、私がこういうときに利用しているのはイーエスブックスです。こちらのほうはイトーヨーカ堂系ということもあって、セブンイレブン受け取りということも可能なんですね。ただ、セブンイレブンは４７都道府県すべてにあるわけではなくて、しかも西日本では店舗密度が薄いんです。……というわけで、日本全国この手は使えないしなぁ（たまたま、今の家の近くにはセブンイレブンがありますが）。

まだ本くらいの大きさ、重さならこういった回避策もあるんですが（おしゃれなマンションだったら「宅配ボックス」もありますし……私の所にはありませんが(^^;)）、一人で運べない物にはこの手は効きませんよね。

今後、お年寄りも含めて、日本の独り暮らし世帯はどんどん増えると思います。たとえ独り暮らしでなくても、いわゆるＤＩＮＫＳだったりするとやはり家にいる時間は相当少ないことでしょう。お年寄りにしたって、これからはどんどん元気になるから家にいる時間は少なくなるばかり（ですよね）。

ある種のわがままであることは承知してはいるんですが「自分が家にいるときに」物を届けてもらえるサービスがあったらなあと思う今日この頃でありました(^_^;)。