ブログを続けることの効用をあらためて考えてみた

『ネットで成功している人は<やめない人たち>である』の書評の続編としてのエントリーです。
当該書評はこちら http://d.hatena.ne.jp/kikuiri/20110307/1299423808

今回は、吉田丈治さんのブログ「.@geeorgey ジョージ的、知識製造業」から「自分に迷ったときにやるべき事は何か」が気になったので引用をしながら、考えてみます。

原文はこちら http://geeorgey.ldblog.jp/archives/1678835.html


さきの「やめない人たち」に触れた部分で、僕はこう書いてみました。

意外なことかもしれないが、ネットの上で「自分と共感できそうな人」を探すのに最も効果的な方法は、
「自分が好きなこと」をネットで表現してみる
ことである。つまり「一歩前に出る」ことだったりする。

ただ、これ、肝心なこと書き忘れてたんです(^^;)。

「自分が好きなこと」がよくわからないときはどぉすりゃいいんだぁ〜


photo:creatingonline.com

……その答えの一つが、吉田さんのブログに書いてあったんです。

文章に書いてみたらいいですよ
兎にも角にもアウトプットしてしまえばいい。
きっと迷ってる状態だと何もアウトプット出来ないから。
でも出来ないからと言ってそのままだと、迷ってる時間が長くかかりすぎると思うんです。

僕がここのブログをしばらく?お休みしてたのって「迷ってる状態」だったのだと思う
しかも「長くかかりすぎ」たし(笑)。

吉田さんのブログでも引用のあった、為末大さんのツイート、僕も引用します。

http://twitter.com/daijapan/status/19526797301387264

たしかに努力は夢中に勝てない

子供の頃から、ン十年来の筋金入りの「鉄」で、東海道線全180駅(東京〜神戸ほか支線含む)暗唱なんてのはお茶の子さいさいだったはずの(笑)自分でさえ、いまから同じ事やれといわれたら絶対に覚えられない。

単に、記憶容量が小さくなったからだけではない。
「夢中」の力があまりにも落ちてしまったからだ。

長い引用だけど、僕がぼんやりと感じてたこと、全部書かれてたので、もう少し引用させてくださいな。

ずっと続けられることは、自分の夢中になれることだな、と。

文字にし続けると、頭の中は整理されるし、文字にするために色んなことを調べることになる。
その中で、自分が本当に夢中になれることが何か、だんだんと見えてくるんじゃないかなと思うんですね。

迷った状態では、手も足も出ないという時間が続きます。
そんな時こそ、ブログを書いてみたらいいんじゃないかなと、僕は思うんですよ。

まずは、今かけることだけをちょっとずつ。
ペースが掴めてきたら、徐々に自分が考えていることを書き連ねればいい。

TwitterFacebookが出てきたおかげで、ブログへの誘導は昔より簡単になってると思う。
もっと簡単になったのは、書いた文章へのリアクションをもらう敷居が下がったってことだ。

ソーシャルメディアを駆使して、自分のモチベーションを上げ、ベクトルを決めるには、今こそブログがちょうどいいんじゃないかなと思う今日この頃でした*1

このブログ、再開してから、これが28エントリー目。
再開は2月10日ということで、日付上では1ヶ月続いたことになったけれども、2月ということでこれは31エントリー目ではない、残念。
記事一覧を見ても、「自分が本当に夢中になれることが何か、だんだんと見えてくる」ところまで、まだたどり着いていない気がするが(とほほ)、とりあえず、もう少し「やめない」でみようと思う。

*1:2011.2.12のエントリーです